塾講師になり、社員として働くメリットは、大きく次の2つに集約できるでしょう。

それはすなわち、「確固たる知識を獲得すること」と「人の成長に寄り添うことができること」です。

まず、前者に関して言えば、「教えることは教わること」であり、教授し伝えることにより、自分の持っている知識を更に深めることができるでしょう。

もちろん、短期間のアルバイトなどでも得られる知識や技能は数多くあります。

しかし、継続しなければ決して得るのできないものも少なくなく、長い目で見れば、アルバイトと正社員では得られる知識は雲泥の差ともなるでしょう。

また、後者に関しては、長期間の指導を継続させているからこその賜物かもしれません。

入塾してきた時は小学生だった生徒が、中学へ入学、そして、高校へ。

一人の子供の成長を見届けることができるのです。

同時に、その生徒は、その塾講師が求人を見て、初めて社員として登用された時から、その先生を見ながら成長してきたのかもしれません。

まだ指導が不慣れだった時も、そして、どんどん上手になり、両者の間に信頼が生まれたときも。

塾講師は、双方向に、それぞれがそれぞれの成長を見ながら、互いを成長させてゆく仕事なのです。

そして、長く勤めることで初めて知れるその感動は、求人を見て面接へ行こうと決めたその日には思いもしなかったほど、大きく、そして強く激しく、心に刻まれるものとなるでしょう。